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第七話 囮の猿編

 御徒町おかちまち樹里じゅりは旅の僧です。仏様の国を目指しています。


 ある村に立ち寄った樹里達は、凶悪犯顔の村長に妖怪の話を聞きました。


 妖怪は美少年が大好きだそうです。


 樹里の弟子、暴れ猿のそん左京さきょうが囮になり、妖怪を退治する事になりました。


 しかし本当は左京は妖怪が絶世の美女だと聞き、口説こうと思っていました。


(俺様ならどんな女もイチコロさ)


 エロ左京全開です。


(俺は五百年も女を断っていたんだ。今夜は夜通しそいつとお楽しみだぜ)


 左京は美少年に変身し、森の中の木の切り株の上に座りました。


(早く来い、エロ妖怪)


 樹里と村長は木の陰から左京を見ています。


「お待ちィ」


 妖怪が現れました。


 ワンレンで巨乳でミニスカで扇子を持ってます。


 顔は確かに怖いほどに奇麗です。


「優しくしてね」


 左京は呟き、妖怪を見て固まりました。


 見覚えのある顔です。


「お前は亜梨沙か」


「誰あんた?」


 妖怪は眉をひそめました。

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