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第六百九十四話 リックの小冒険その弐編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、今は東に来ています。


 第六天魔王の不穏な動きを感じた樹里一行は、樹里が暮らしていた国より東にある倭の国に来ました。


 猫又のリックは美人の匂いを探知し、大型きんと雲を飛び降りて別行動です。




 早速リックは櫓の上にいる生け贄に捧げられた美女を見つけました。


「君の名は?」


 リックは気取って尋ねます。 


「真知子です」


 女性が答えます。


「誰が菊田一夫だ!」


 リックはほとんどの読者が知らない切れ方をしました。


「本当の名を教えて欲しいにゃん」


 リックは女性の手を取って言いました。


「異国の方、我が国では真の名を教えし時は、その方と添う時でございます。故にお教えできませぬ」


 女性は言いました。するとリックは意味がわからないにも関わらず、


「じゃあ真知子たんでいいにゃん」


と言いました。


「早くお逃げくだされ。ここにいると神のお怒りに触れまするぞ」


 真知子さんは言いました。

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