表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
683/1000

第六百八十三話 妖気対女子力編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西をめざしています。


 世無蛾屡弩よむがるどは妖気を爆発的に噴き出しました。


 ブサメンの河東真君に天界人との違いを指摘され、まさかの逆ギレです。


「ブサメン言うな!」


 今度は河東真君が切れますが、


「あわわ!」


 世無蛾屡弩の妖気が迫って来たので、田路治路と共に離れます。


「お猿さん、大丈夫ですよ」


 樹里は自分を庇っている孫左京に言いました。


「はい」


 樹里に耳元で囁かれた左京はフニャッとしました。


「む?」


 世無蛾屡弩は前に出て来た樹里、璃里、遊魔、美子めいずの四人を見ました。


「何のつもりか?」


 その四人の並んでいる姿を見ただけで牛魔王は鼻血を出しました。


「お館様!」


 奥方の鉄扇公主が殴りました。


「妖気には陽気です」


 樹里は笑顔全開で帽子を取ります。


「まずい、目を伏せろ、失血死するぞ!」


 左京はハッと我に返って馨と露津狗とついでに鴻均道人こうきんどうじんを伏せさせました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ