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第六十五話 王妃救出編
御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
樹里達は烏鶏国の王子と出会い、王国を乗っ取った妖怪退治のために作戦会議中です。
「それにしてもあのエロ猫、どこに行ったんだ?」
石猿の孫左京は猫リックの事が気にかかります。
「あんな奴いない方がいいのよ」
「その通り」
亜梨沙の言葉に珍しく同意する蘭です。
「そうなんですか」
樹里は笑顔全開ですが、リックの事を覚えていないと思います。
「王妃様を助け出す事が最優先よ」
蘭が言います。左京が、
「俺と亜梨沙が兵隊に化けて宮殿に忍び込み王妃様を助け出しますから、王子様は蘭と馨を伴って、妖怪を倒して下さい」
「わかりました」
王子が頷くと亜梨沙と蘭が見とれるようにして頷きます。
そしし作戦開始です。
左京と亜梨沙は難なく王妃のいる部屋へと向かいます。
「王妃様、助けに参りました」
左京と亜梨沙が王妃の部屋に入ると、
「待ってたにゃん」
と王妃の姿をしたリックが言いました。




