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第六十三話 樹里、夢を見る編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里達は妖怪が支配する烏鶏国の宮殿から脱出して森に逃げました。


 そこに男前が現れました。


「怪しい。この前の事があるから」


 豚の妖怪の亜梨沙と河童の蘭は猫のリックを睨みます。


「美人に見つめられると照れるにゃん」


 どこまでもポジティブなリックです。


「貴方は烏鶏国の王子ですね?」


 樹里が言います。男前は、


「何故それを?」


 樹里は笑顔で、


「夢の中に貴方のお父上が現れたのです」


 亜梨沙と蘭の目の色が変わります。


「本当の王子様なんですか?」


 龍の馨が不機嫌になります。


「どんな夢だったのですか?」


 左京が尋ねます。王子も興味津々で樹里を見ます。


「貴方のお父上は妖怪に殺され井戸に投げ込まれたそうです」


「何と!」


 王子は衝撃を受けています。亜梨沙と蘭は好感度のために涙ぐみます。


「それで?」


 左京が促します。樹里は熟睡していました。


「寝ないで下さい!」


 左京が懇願します。

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