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第六百二十四話 遊魔の活躍編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 羅侘杜巣玖らたとすくは遊魔を睨みます。


「お前のようなボーッとした猫如きに見切られる羅侘杜巣玖ではない!」


 羅侘杜巣玖は遊魔に襲いかかります。


「危ない!」


 遊魔はリックを楯にしました。


「にゃん!」


 羅侘杜巣玖の出っ歯がリックの顔に突き刺さる寸前にリックはそれを止めました。


「本当に見えていたの?」


 蘭と亜梨沙はビックリしました。


「お前は邪魔だ! 俺が用があるのはその猫女だ!」


 羅侘杜巣玖はリックを飛び越え、遊魔に飛びかかります。


「きゃあ、お前様、助けて下さい!」


 遊魔はそう言いながら踵落としで、リックも巻き添えにして羅侘杜巣玖を叩き伏せました。


「にゃん」


 リックは羅侘杜巣玖と共に地面に顔から減り込みました。


「やっぱり弱い奴だったか」


 孫左京が気絶した羅侘杜巣玖の尻尾を掴んで持ち上げました。


「何か知っているかも知れん。聞き出そう」


 露津狗が言いました。

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