表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
622/1000

第六百二十二話 可愛い襲撃編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里は慈愛に満ちた目で鷺基を諭しました。


 孫左京は鼻血を噴きリックは飛びかかろうとして遊魔に踵落としを食らいます。


「ありがとうございます、お師匠様」


 鷺基は土下座をしました。今度はそれを見て蘭と亜梨沙がキュンとします。


 露津狗と馨は気が気ではありません。


「顔を上げてください、鷺基さん。貴方は私達の仲間ではないですか」


 樹里は笑顔全開で言いました。


 今度は元始天尊が樹里に飛びかかろうとしたので、左京が殴りました。


「儂等は第六天魔王の動きを探るとしようか、老子よ」


 鴻均道人こうきんどうじんが璃里の肩を抱いて言いました。


「わかりました、お師匠様」


 老君は遊魔のお尻を触りながら答えました。


「いい加減にしろ!」


 左京の如意棒が二人を叩き伏せました。


 その時です。


「かかったな」


と声がしました。


「誰だ?」


 左京が怒鳴ります。


「俺さ」


 現れたのは出っ歯のリスです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ