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第六百十八話 激突! 孫左京対鷺基編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里達は遂に鷺侘達の生まれた北の国に到着しました。


「ざぶびよぼお」


 鼻水を垂らして亜梨沙が震えます。


「頭のお皿が割れてしまいそう」


 蘭は泣きそうです。


「儂が暖めてやろう」


 太上老君が二人を自分の着物の中に抱き込みます。


「ぎやああ!」


 亜梨沙と蘭は絶叫しました。


「お師匠様、大丈夫ですか?」


 元々石猿の孫左京は寒くないようです。


「大丈夫ですよ」


 樹里は笑顔全開です。


「私はもうダメ」


 璃里は気絶しそうです。


「眠ってはいかん!」


 そう言いながら璃里を抱きしめようとする鴻均道人こうきんどうじんです。


「このヤロ!」


 左京は道人を殴り、


「姉上様、これを」


と自分の毛で編んだ服を差し出します。


「ありがとう、左京さん」


「へへ」


 本編共々璃里に傾きかけている左京です。


 そこへ突然鷺基が現れました。


「鷺基!」


 左京が声をかけると、


「猿、いざ尋常に勝負だ!」


 鷺基は言いました。

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