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第六十話 孫左京変身編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里達は烏鶏国の地下牢に入れられました。


 明日の朝処刑されてしまうのです。


「僕はまだ死にたくないにゃん」


 猫のリックが泣き叫びます。


「私だって嫌よ」


 豚の妖怪の亜梨沙も泣き出します。


「心配するな」


 石猿の孫左京が言いました。


 彼は蠅になります。


「鍵を奪って来る」


 左京は飛んで行き、牢の番人を元の姿に戻って倒し鍵を奪って戻ります。


「誰にでも変身できるの?」


 亜梨沙が興奮気味に尋ねます。


「もちろんさ」


 左京は亜梨沙に変身しました。


「おお!」


「お師匠様は?」


 左京は変身しません。


「何だ、ダメじゃん」


 亜梨沙が言うと、


「できるよ」


と変身すると何故か亜梨沙と同じ衣装の樹里です。


「自分の願望じゃん」


 亜梨沙と蘭が大笑いします。


「申し訳ありません」


 左京は土下座して詫びます。


「良かったですよ」


 樹里は言いました。


「ありがとうございます」


 左京は樹里の優しさに感激しました。

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