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御徒町樹里の西遊記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
所謂一つの白骨精です。
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第五十六話 孫左京遂に破門される?編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 妙な妖怪が現れたので、弟子の孫左京達は警戒します。


 でも新弟子のリックだけは隙があると亜梨沙の胸を揉んだり、樹里の背中に飛び乗ったりしています。


「あの猫何とかしてよ」


 亜梨沙が囁きます。


「ああ」


 左京も怒っています。


(亜梨沙はともかくお師匠様にまで! エロ猫め)


 白骨精が若い女性に化けて現れました。


「私の息子は貴女に殺されました!」


 妖怪は左京を指差します。


「うるせえ、妖怪!」


 左京は如意棒で打ち倒します。


「お坊様、この猿を破門して下さい」


 妖怪が樹里を見ると亜梨沙達と食事中です。


「聞いてなかったんかーい!」


 妖怪はまた妙な身振りで言い、逃げました。


「また逃げられた」


 左京は舌打ちしました。


「多分もう一回来るわよ」


 蘭が言います。


「そうかにゃん」


 リックが蘭の腰蓑を捲ります。


 馬の馨がそれを見て鼻血を出しました。


「このエロ猫!」


 蘭の踵落としが炸裂しました。

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