表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
543/1000

第五百四十三話 伏羲の過去編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 伏羲ふくぎと話をしたリックは三人で樹里達が待つ場所へと戻ります。


(いっそここでこいつを突き落として……)


 リックの暗殺を企む伏羲ですが、それでは猛妻の女媧じょかがそのままです。


(もう少し我慢しよう)


 犯罪者のような目つきの伏羲です。ロリコンでしょうか?


 


 リック達のきんと雲は樹里達がいる町に着きました。


「お久しゅうございます、道人様」


 伏羲は鴻均道人こうきんどうじんに跪きます。


「うむ」


 道人の話では、伏羲と女媧は元は道人の弟子でした。


 気の強い女媧が気の弱い伏羲に惚れて二人は結婚しました。


「妻は術を覚えるのが早くて、どんどん強くなりました」


 伏羲は術を全然覚えられず、引け目を感じたのです。


「妻は私を叱り、もっと真剣に取り組むように言いました。私はそれが堪えられなくなって、逃げ出したのです」


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開で言いました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ