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第五話 妖怪の棲む村編

 御徒町おかちまち樹里じゅりは仏様の国に経典を取りに行く旅の僧です。


 途中で暴れ猿のそん左京さきょうと出会いました。


 左京は樹里の可愛さにやられて一緒に行く事になりました。


「あとは犬さんとキジさんが集まればいいのですね」


 樹里が笑顔で言います。


「お師匠様、それ、お話が違います」


 左京は顔を引きつらせて言いました。


「そうなんですか? ではあとカニさんとウスさんですか?」


「それも違います」


 左京は頭痛がして来そうです。


「そうなんですか」


 でも樹里は笑顔全開です。


 


 樹里達はしばらく道を進み、ある村に入りました。


 左京は暴れ者ですが、とにかく強くて勘のいい猿です。


「ここ、妖怪がいますよ」


「そうなんですか」


 樹里は相変わらず笑顔です。


「お坊様」


 そこにいきなり現れる凶悪犯のような男。


「出たな、妖怪!」


 左京が耳の穴から如意棒を出します。


「私は村長です、妖怪ではありません」


 樹里は村長の話を聞く事になりました。

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