表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
452/1000

第四百五十二話 玉石琵琶精対孫左京編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 玉石琵琶精ぎょくせきびわせいは樹里を睨みます。


「我が妹弟子の九頭雉鶏精きゅうとうちけいせいを可愛がってくれたようだね。礼はたっぷりさせてもらう」


「お気持ちだけで結構です」


 樹里が笑顔全開で応じます。


「ふざけるな!」


 玉石琵琶精は激怒しました。


「てめえの相手は俺がするぜ、妖怪」


 孫左京が前に出ます。


「おねいさんの相手は僕がするにゃん」


 リックが言いますが、


「お前様!」


と遊魔に踵落としを決められて倒れます。


「誰でもいい。束になってかかって来な」


 玉石琵琶精が挑発します。


「俺が相手だって言ってるだろう!」


 左京が如意棒で殴りかかります。


「はい!」


 玉石琵琶精は槍を出し如意棒を受け止めました。


「おらおら!」


「でやあ!」


 二人の戦いが始まります。


「お猿さん、助けて」


 樹里の声がします。


 左京は驚いて振り返ります。


「隙あり!」


 槍が左京の右肩を貫きました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ