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第四百四十二話 猿雉合戦編
御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
孫左京は九頭雉鶏精に攻撃をします。
「単調な戦い方をするな。やはり猿か?」
九頭雉鶏精が言います。
「うるせえ、キジが偉そうに言うな!」
「猿が偉そうに言うな!」
振り下ろされた如意棒を青龍刀で受ける九頭雉鶏精です。
二人の壮絶な立ち回りが始まります。
「おらおら!」
「でやでや!」
あまりに凄まじい戦いのせいで、周囲の地面に亀裂が走ります。
「お師匠様」
鷺侘が樹里を救出します。
「さすが、千年も生きたキジにゃん」
今までどこにいたのか、リックと遊魔が現れます。
「でも、おねいさんなら僕らの大好物にゃん」
遊魔の胸当てからたくさんの子猫が飛び出します。
「おねいさーん!」
子猫達は次々に九頭雉鶏精に飛び掛ります。
「何だ?」
左京は驚いて下がりました。
「やめ、やめ……」
描写する事を憚るような事が行われます。
鷺侘はそれを見てトラウマを感じます。




