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第三百七十七話 西を目指して編
御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
樹里達は旅に戻る事になりました。
「第六天魔王も今回の戦いで力を使い尽くした。しばらくは大人しくしていよう」
太上老君が言います。その手は蘭のお尻を触っています。
「お止め下さい、老師様」
蘭が手を叩きます。
「今度会ったら、必ずぶっ倒す」
孫左京が力強く宣言します。
「では、また会おう」
太上老君は雲に乗って天界に帰って行きました。
「少しはそのエロを何とかしろ!」
左京が怒りました。
「では、我らも帰る」
霊媚阿壇と部秘模洲が言います。
「美子ちゃんによろしくにゃん」
余計な事を言って、遊魔に殴られるリックです。
「短い間だったけど、楽しかったよ、兄貴」
九霊元聖も孫の黄姫と共に故郷に帰る事になりました。
「皆さん、お元気で」
樹里が笑顔全開で言います。
皆それぞれの場所に帰って行きました。
「寂しくなるわね」
亜梨沙が言いました。




