表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
341/1000

第三百四十一話 最終兵器編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 太上老君達は地上に降りました。


「もしかして、第六天魔王の事ですか?」


 九霊元聖はぶっきら棒に言います。


「そうだ。奴を倒すために力を貸して欲しい」


 太上老君はいつになく真剣な顔です。


「私は不死身ですから確かに老師様のお役に立てましょうがね」


「何じゃ?」


 含みのある言い方に老君はイラつきます。


「私には何の得もない取引ですよねえ」


 元聖はニヤリとして老君を見ます。


「儂の宝を好きなだけ渡そう。それでどうだ?」


「どうしようかな」


 惚ける元聖です。老君は樹里達を見ました。


「お願いします、元聖様」


 薔鏤鬼吏(ばるきり)達と鷺侘が言います。


「さあて」


 元聖は動きません。


「お願ーい、元聖様」


 遊魔が言いました。元聖がピクッとします。


「私達を助けて下さい」


 樹里が帽子を取り、璃里とダブルウルウルです。


「わかりました、力をお貸ししましょう」


 こいつも只のスケベのようです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ