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第三百二十四話 樹里危機一髪編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里を助けに来たリックは捕まってしまいました。


 しかも樹里と同じ檻に入れられました。


 これは危険です。


「お師匠様」


 リックがエロい目で樹里に近づきます。


 でも樹里は身の危険を感じていないようです。


「何ですか、猫さん?」


 いつものように笑顔全開です。


「取り敢えず、お互い服を脱ぐにゃん」


 リックは気味の悪い笑みを浮かべ、服を脱ぎ出します。


「さあ、早く脱ぐにゃん、お師匠様!」


 その時です。


「何してんだ、エロ猫!」


 リックの後頭部を如意棒が直撃します。


「げひっ!」


 リックは檻の反対側に激突しました。


「お猿さん」


 樹里は微笑んで言いました。そこには孫左京と亜梨沙と蘭と馬に戻った馨がいました。


「助けに来ました、お師匠様」


 左京が照れ臭そうに言います。


「早くここを出ましょう」


 蘭が言いました。すると樹里は、


「まだです。鬼子母神さんが戻るのを待ちましょう」


と言いました。

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