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第二百八十一話 蟷螂対蝗編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 孫左京はリックの妻である遊魔の言葉をヒントにして術で蟷螂かまきりを出しました。


 蟷螂はいなごに向かいますが、数が違い過ぎて蟷螂がやられてしまいます。


「ほら、もっと蟷螂出しなさいよ!」


 蘭と亜梨沙が左京の身体の毛を容赦なく毟ります。


「いでえ!」


 左京は絶叫しました。それでも、


「お猿さん、大好きです」


と樹里に書を読み上げてもらい、蟷螂を出します。


「まだ言わせるか、エロ猿!」


 蘭と亜梨沙は逆恨みから左京の身体中の毛を毟ります。


「ぎええ!」


 露津狗も鷺侘も鷺基も呆れています。


 リックは日頃の恨みからか嬉しそうです。


 馨は心中複雑な顔をしています。


 遊魔は楽しそうです。


 蘭と亜梨沙の活躍で蟷螂が多くなって行き、蝗を圧倒し始めます。


 左京は稲葉の白兎のようになっていました。


「潮水に浸かると治るよ」


 亜梨沙が言います。


「誰が騙されるか!」


 左京は切れました。

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