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第二十六話 洞窟進撃編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために旅をしています。


 途中で金ちゃん銀ちゃんと言うオ○マの妖怪に拉致され、樹里は洞窟に連れて行かれました。


 樹里の可愛さにやられてしまった石猿の孫左京、豚の妖怪の亜梨沙、そして河童の蘭が樹里を助けるために洞窟に入りました。


 おまけで本当は龍だけど馬の馨もいます。


「お師匠様!」


 左京は大声で叫びながら進みます。


「おらあ!」


 次々にネズミ妖怪が現れます。


「どけ!」


 左京は如意棒を振り回して蹴散らします。


「何だか凄い勢いね」


 蘭が呟きます。亜梨沙はムッとして、


「左京はお師匠様にゾッコンなのよ」


「ヤキモチ妬いてるんだ?」


 蘭が嬉しそうに亜梨沙を見ます。亜梨沙はキッとして、


「うるさいわね! 無駄に巨乳は黙ってなさいよ!」


「何ですって!?」


 また罵り合いが始まります。


 


 左京は樹里の事を心配していました。


(お師匠様は可愛過ぎるから、変態妖怪に妙な事をされて……)


 妄想で鼻血を出す左京でした。

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