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第二百五十一話 伯爵の最期?編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里達は少々アホな吸血鬼と戦っています。


「これで終わりだと思うなよ、愚か者め」


 通称「伯爵」は、まだ強がりを言います。


「いいの、そんな事言ってて? 確かさ、吸血鬼って、太陽の光に弱いのよねえ」


 蘭がニヤリとします。亜梨沙が嫌らしい笑みを浮かべます。


「……」


 伯爵は元の姿に戻り、全身から嫌ーな汗を流しています。


「お、おい、私を早く解放しろ。お前達、どうなっても知らないぞ」


「解放する訳ないでしょ? 貴方はここで灰になるのよ、アホな伯爵さん」


 蘭は嬉しそうだ。


「本当に知らんぞ、何が起こっても!」


 伯爵は決死の形相で叫びます。


 その時、鷺侘ろたがハッとしました。


「いけない、蘭さん! 早く伯爵を解放して!」


「何言い出すの、あんた? まさか裏切る気?」


 亜梨沙が鷺侘を睨みます。


「違う。本当に大変な事になるのだ。早く伯爵を解放して!」


 鷺侘は真剣な顔で言いました。

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