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第二十四話 囚われた樹里編
御徒町樹里は旅の僧です。ありがたい経典を授かるために西を目指しています。
ネズミ妖怪の罠にかかり樹里は連れ去られました。
左京は焦ります。
「亜梨沙、連中の臭いを辿ってくれ。お師匠様を助ける」
亜梨沙は巨乳美女に戻り、
「任せて」
蘭が馬の馨を見て、
「いつまで人参食ってるんだ、役立たず!」
「ひ!」
馨は片思いの相手にそう言われ、落ち込みました。
樹里は洞窟で双子の妖怪の前にいます。
「貴方が噂のお坊様ね。貴方を食べると、お肌がプルンプルンになるのよね」
双子の眼鏡をかけた方が言います。
「そうなんですか」
樹里は笑顔です。眼鏡をかけていない方が、
「アタシ達は金ちゃん銀ちゃんと言う有名な妖怪よ。少しはビビりなさいよ!」
と怒りました。すると樹里は、
「小夏さんはお元気ですか?」
「アタシは銀四郎じゃないわよ!」
と銀ちゃんが切れました。
「そうなんですか」
樹里は笑顔のままです。
「イラつくわ、この坊主ゥ」
銀ちゃんが言いました。




