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第二十三話 ネズミ妖怪の襲撃編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里達は草原でネズミの妖怪に襲われました。


「頭来たチュー。やってしまえ!」


 ネズミの頭が手下に指示します。


「亜梨沙、蘭!」


 石猿の孫左京が言います。


「あいよ」


 亜梨沙が答えます。蘭は、


「あんたの命令は聞かない!」


と言いながらもネズミ達を粘液で縛ります。


「ツンデレか」


 左京が舌打ちします。


「誰が西川史子だ!?」


 蘭が切れます。


 亜梨沙は豚に戻りその巨体でボディアタックです。


「ぐええ」


 ネズミ達は次々に下敷きにされます。


「おらあ!」


 左京の如意棒が唸り、頭を追い詰めます。


「ウフフ」


 頭が気色の悪い笑い方をします。


「何がおかしい?」


 左京が怒鳴ります。すると頭は、


「我らは囮。坊主は頂いたぞ!」


と言うと、手下達を連れて逃げました。


「何だと!?」


 振り返ると、樹里の姿はなく馬の馨が人参を貪り食っています。


「龍のクセに人参に釣られやがって!」


 左京は歯軋りしました。

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