表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
221/1000

第二百二十一話 狼の王編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 蘭は元々天界の人間なので、いろいろな事に精通しています。


 亜梨沙は悔しそうに蘭を睨みます。


「銀の一族は魔力で様々なものを作り出すわ。天界でも問題になっているのよ」


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開です。


「連中はすぐそこまで来ているはず。もうすぐここにもやって来る」


 狼男が言った時、外から馨の声がします。


「大変です、大きな狼がここに向かってます!」


「大きな狼?」


 狼男が嬉しそうに言いました。


「モロですか?」


 樹里が尋ねます。


「誰が美輪明宏だ!」


 狼男は切れ疲れています。


「きっと俯炎驪琉(ふえんりる)様だ」


 狼男は部屋を飛び出しました。


「ああ、待って!」


 亜梨沙が追いかけます。二人共、廊下に倒れている孫左京を踏んづけて行きました。


「ぐえ!」


 そのせいで左京が起き上がります。


「サンは元気ですかね」


 樹里が言うと、


「鈴木敏夫に怒られますよ」


と蘭が言いました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ