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第二十二話 大物妖怪登場編

 御徒町樹里は仏様の国を目指して旅する僧です。


 お供には石猿の孫左京と豚の妖怪の亜梨沙と河童の蘭がいます。


 それに樹里が乗っている馬は、本当は龍の馨です。


 今は草原を進んでいます。


「いつ代わってくれるんだ?」


 左京は樹里を自分の背中に乗せたくて馨に囁きます。


「次の宿を出たらで」


「おう」


 左京は嫌らしい顔をしました。


「お師匠様!」


 蘭が何かを感じたようです。亜梨沙も鼻をヒクヒクさせて、


「妖怪の臭いね」


 左京も本気モードになり耳から如意棒を出します。


 すると一行の前にズラズラと下っ端妖怪が現れます。


 ネズミの妖怪のようです。


「旅の僧、我がご主人様の糧となれチュー」


 ネズミ妖怪の頭が言いました。


「岡田さんですか?」


 樹里が笑顔で尋ねます。頭のネズミはムッとして、


「違うチュー! 俺達は金ちゃん銀ちゃんの城の者だ!」


「二郎さんは元気ですか?」


 樹里が尋ねます。頭はますます怒って、


「誰がコント55号だ!?」


と切れてしまいました。

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