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第二百十三話 また西へ編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 部秘模洲べひもす霊媚阿壇れびあたんは和解しました。


 娘の美子メイズも喜んでいます。


「旅の無事を祈っている」


 部秘模洲と霊媚阿壇は美子と共に雲で山の向こうへ飛んで行きました。


「ありがとう、皆さん!」


 美子が手を振りました。孫左京達も振り返します。


「姉上」


 樹里が心配そうに璃里を見ます。璃里は笑顔で、


「大丈夫。心配しないで旅に出て、樹里」


「そうなんですか」


 樹里は笑顔で応じます。


「私、この人と暮らしますから」


 いつの間にか妖力が復活したリックは男前に変化しています。


「やあ、僕リック」


 得意満面な顔に左京達はムッとします。


 特に亜梨沙と蘭は「失恋」の痛手から凶暴化しています。


「このエロ猫!」


 こうしてリックは璃里と暮らす事になりました。


「では」


 樹里達が去ります。


 リックと璃里はそれを見送りました。


「やっと厄介払いができたな」


 左京が言いました。

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