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第二百八話 奥の手?編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里達は部秘模洲べひもすの浮気相手の璃里と共に部秘模洲の説得に向かいましたが、彼は頑として聞き入れません。


「そこまで言うなら、手切れ金をよこせ」


 部秘模洲は結局は金の男のようです。


「てめえ、せこいぞ!」


 孫左京が怒鳴ります。すると亜梨沙と蘭が、


「猿! 引っ込んでなさい!」


「何だと!?」


 関係ない者達がもめている時、璃里は泣いていました。


「そんな。私達の関係はお金で片付くものでしたの?」


 璃里のウルウル瞳を見て部秘模洲が狼狽えます。


「いや、そんな……」


 璃里は上目遣いに部秘模洲を見て、


「どうかお聞き届け下さい」


 左京はあと一押しなのに気づきます。


「お師匠様、帽子を取ってお願いして下さい」


「そうなんですか」


 樹里が帽子を取り、女の子パワーが二倍になりました。


 左京とリックと馨が鼻血を吹きます。


「どうかお聞き届け下さい」


 世界最強のダブルウルウルです。

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