表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
191/1000

第百九十一話 孫左京の秘策編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 孫左京は獨角兕大王どっかくじだいおうと睨み合います。


「猿、お前の如何なる武器も無力だと学ばなかったのか?」


 大王が挑発します。左京はニッとして、


「対策は万全だぜ!」


と言うと如意棒を出します。


「何が万全だ!」


 金剛琢が如意棒を吸い込みます。


「ありがとさん」


 左京はそう言うと消えてしまいました。


「何?」


 大王がギョッとします。




 左京は如意棒に化け自分の分身を使ったのです。


「ここが金剛琢の中か」


 左京は無数の武器が漂っている不思議な空間にいました。


「あった!」


 左京は如意棒を見つけました。


「見てろよ!」


 左京は如意棒を持ち、


「伸びろ!」


と叫びます。如意棒は大きく太くなります。




「む?」


 獨角兕大王は金剛琢が振動しているのに気づきました。


「猿め、何をした!?」


 次の瞬間、金剛琢の穴から如意棒が飛び出し、大王の顔を突きました。


「ぐが」


 大王は後ろに倒れました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ