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第百七十四話 みのぽんた現る編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 紅孩児こうがいじは友達のみのぽんたを伴い戻って来ました。


「ぐお!」


 みのぽんたは雄叫びを上げて左京達に向かってきます。


 右手に大きな斧を持っています。


「おら!」


 左京が斧を如意棒で受けます。


「馬鹿力め!」


 左京の足が地面にめり込みます。


「坊主、お前は僕が殺してあげるよ」


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開です。


「そうはさせないわよ!」


 蘭と亜梨沙が立ち塞がります。


「邪魔するな!」


 紅孩児が火を吐きます。


「きゃ!」


 蘭と亜梨沙は驚いて避けます。


「ならば僕が!」


 馨が龍に変化し水で火を消しました。


「三匹かかりとは卑怯だぞ!」


 紅孩児が言います。


「では私が」


 樹里が前に進み出ます。


「かかって来い」


 紅孩児が言うと、


「オンメイギャシャニエイソワカ」


 樹里は八大龍王真言を唱えました。


 洪水が起こり紅孩児は流されました。


「ひい!」


 みのぽんたは彼を助け出すと逃げました。

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