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御徒町樹里の西遊記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
河童だ、悪いか!?
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第十七話 河童の怒り編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西へと旅しています。


 樹里達は大河に棲む女の河童に襲われました。


 石猿の孫左京がいない隙を突いた姑息な作戦です。


「誰が石川進だ!?」


 河童は意味なく切れています。


「私がやっつけます!」


 本当は龍の馬が河童に向かいます。


「OH! モーレツ!」


 河童は昭和の悩殺ポーズで馬を気絶させました。


「ブヒン!」


 馬はそのまま下流に流れて行きました。


「私にはそんなの通用しないわよ、エロガッパ!」


 亜梨沙が凄みます。すると河童は、


「誰が鳳啓助だ!?」


と切れ、


「飛ばない豚は只の豚だ!」


と竜巻を起こし、亜梨沙をふっ飛ばしました。


「きゃあ!」


 亜梨沙は河原に叩きつけられて気を失いました。


「どうよ、この強さ。惚れちゃう?」


 河童は樹里に流し目を使います。杉良○郎も真っ青です。


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開です。


「待てえ!」


 そこへ左京が戻って来ました。


「もう戻ったか」


 左京と河童は睨み合いました。

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