表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/1000

第百六十六話 孫左京の反撃編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 孫左京は樹里が倒れたのを見て切れ、六耳獼猴(ろくじびこう)に猛攻をかけました。


 しかし六耳獼猴は巨大化して、再び攻撃に出ます。


「よくもやってくれたな、孫左京! 粉微塵にしてやる!」


「うるせえ! お師匠様の仇、討たせてもらうぞ!」


 左京も巨大化します。


「そうなんですか」


 樹里が笑顔全開で立っています。左京は唖然とします。


「バカな、生きていたのか?」


 六耳獼猴も驚いています。


「躓いてしまいました」


 樹里が笑顔で言うと六耳獼猴はムッとしました。


「どこまでも惚けた坊主だ」


 左京は嬉し泣きしました。


「ご無事で何より!」


 そして六耳獼猴を睨み、


「勝負だ!」


「ほざくな!」


 二人の怪獣並みの戦いが始まります。


「さあ、太路たろに乗って。離れた方がいい」


 河東真君が樹里に声をかけます。


「大丈夫です」


 樹里は動きません。


「わかった。私も力を貸そう」


と河東真君は言いました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ