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第百六十一話 河東真君の逆襲編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里達が西の龍王の所に行っている間に六耳獼猴ろくじびこうが戻って来ました。


「坊主達はどこだ?」


 するとそこへ大きな犬二匹を連れた河東真君が現れました。


「その悪人面がお前の本当の顔か。何と恐ろしい顔だ」


 河東真君が笑います。すると六耳獼猴は、


「顔の怖さの事をお前に言われたくないわ、バ河東真君」


と言い返します。河東真君は、


「うるさい! あの孫左京も仕留めた我が僕の太路たろ治路じろに踏みつけられるがいい!」


と犬を解き放ちます。


「ぬ?」


 犬はまるで風のように動き六耳獼猴に牙を剥きます。


「ガウ!」


「く!」


 六耳獼猴は如意棒がないのに気づきました。


「おのれ!」


 六耳獼猴は大蛇に変化し、犬を絞め殺そうとします。


「ガウ!」


 しかし太路治路コンビは素早く捕まりません。


「ぐああ!」


 六耳獼猴は腹と首を噛まれのた打ち回ります。


 河東真君はガッツポーズです。

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