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第百四十二話 黒幕の正体?編
御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
九尾の狐は孫左京に倒され、樹里の経文で妖力を失い普通の狐に戻りました。
「貴女の後ろにいるのは誰ですか?」
まともモードの樹里が尋ねます。亜梨沙と蘭は唖然としています。
左京と馨は感動しています。
「それは言えぬ」
狐は口を割りません。
「力ずくで言わせてやろうか!」
左京が先程の仕返しとばかりに凄みます。
「言えば一族郎党皆殺しになるのだ。それだけは例え何があろうと言えぬ」
狐はガタガタと震え出しました。
「そんなに怖い奴ってもしかして和田○キ子?」
亜梨沙が爆弾発言です。作者の命が危ないです(嘘です)。
「わかりました。これに懲りて悪さをしてはいけませんよ」
樹里は狐達を許し、解放しました。
「あれ程の妖怪が恐れる奴。そんな奴はあいつしかいません」
左京が言います。
「悪魔コツリですか?」
樹里が言いました。
「シリーズが違います、お師匠様」
左京は脱力しました。