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第百十八話 悲しい村編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。


 樹里達はある村に入りました。


 誰かの葬列に出会います。


 樹里達は手を合わせ、死者の冥福を祈ります。


 一人の老人が近づいて来て、


「お坊様、お助け下さい」


「そうなんですか」


 樹里は笑顔で応じます。


 


 老人は村長です。


「凶悪犯顔の村長はどうしたんだ?」


 孫左京が不思議がります。


「この村はある妖怪に呪われておるのです」


 村長が言います。


「妖怪? 呪われてる?」


 左京は嬉しそうです。


 村長の話を要約しました。話好きの老人で一晩中続いたからです。


 昔、村にいた女性が妊娠しました。


 彼女は臨月まで畑に出ました。


 子供は無事生まれたのですが、彼女自身は死んでしまいました。


 その女性が妖怪となり出産間近の家に現れ子供を死産にしてしまうのだそうです。


「話が重過ぎるわね」


 眠い目を擦りながら亜梨沙が言います。


 すると樹里が、


「寝てました。最初から話して下さい」


 全員固まってしまいました。

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