第37話
第37話
「ダリオ様!」
ダリオさんはモグモグと味わって
食べているようだった。
「俺もたーべよ!」
「シルヴィオ様までっ!」
「うっまぁ!」
うんうん、じゃがいもとラードは美味しいよね〜。
カリカリ、ホクホクに焼けてるな。
「ママ、美味しいね!」
そう言ってニコニコ笑う柊人が天使。
意を決したかのように口へ運んだ料理長。
「美味い……。」
なんか呟いていたけど無視。
柚乃用のじゃがいもに
少しスープかけて混ぜて。
よし、後は鍋に塩を少し入れて味見。
ん〜、まぁ、こんなものかなぁ。
あんまり入れると塩辛いし。
うぅ、手軽に使える調味料欲しい。
まぁ、今はこんな物かな。
って、さつまいも!
さつまいもが置いてある所へ行くと
日本のさつまいもみたいに
蜜たっぷりって感じは無さそうだけど
追熟してんのかも謎だし。
「これ、使っても良いです?」
「あ?さつまいも?何に使うんだ?」
「デザートですけど?」
なーんだ。という雰囲気だな。
さつまいもをデザートにするのは普通なのか。
甘いか分かんないし。
とりあえず、蒸すか。
じゃがいもと同じ要領で蒸してっと。
「冷めるし、先にご飯食べようか?」
「これ、どの位で火を止めるんだ?」
「20分位ですかね?
さつまいもが柔らかくなってれば大丈夫です。
その後は少し冷ますので
そのまま置いといて頂ければ。」
ヴェレーナさんが柚乃を渡してきて
「私が準備しますので大丈夫ですよ。
先に食堂へ行っておいてください。
シルヴィオ、私を手伝いなさい。」
「え〜?……はい。」
睨みひとつで黙らせるなんて、かっこいい!




