表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

恋人よ

作者: 秋葉竹

(短歌九首)


芝居っぽいため息付きの微笑みをワインのせいと云う恋人よ




悲しさがわからないまま泣いている作業のようさと口にしてみる




封印を解いたみたいな地獄酒あゝあのことをまた責める夜




リアルってなんだろうなと心臓を握るみたいな陰口を聴く




光ってる天使の輪っかを隠せずに泣き出しそうな猫を抱く部屋




マリアって無糖コーヒー飲むときも挽きたての香を気にする血族?




暴けないむかしの夜をすこしだけ覗いたような悲鳴の深淵





おもしろいだけの世界が神聖と声にしてみて馬鹿馬鹿しくなり




恋なんて戯れだよと軽口を叩いてみせる、なぁ恋人よ





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ