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空想怪奇ラフ  作者: モッズコート
空想怪奇ラフ 爛れたタイムレター
5/100

第5話 見えない誰か

 台所のコンロのところは銀色で、ぼやけ気味ではあるけれど風景が反射する。小学生の弟がやっているバスケの迎えに行ってから、蕎麦を茹でていると、ふと俺の影の後ろにもうひとつ影が重なっているのが見えた。左肩から顔の上半分がひょこっと見える。


「隼人か?」

「どうしたの? 鳩汰(きゅうた)兄ちゃん」


 隼人は携帯ゲーム機から顔を上げて首を傾げていた。


「隼人じゃないか……」


 考えてみれば、隼人は145センチで……俺は250センチだ。椅子を使えば可能だろうが、椅子を動かす音は聞こえなかった。


「じゃあ誰だ?」

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