表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空想怪奇ラフ  作者: モッズコート
空想怪奇ラフ 爛れたタイムレター
3/100

第3話 きみなやいきなやしなずがや

 池首駅から自転車を20分走らせたところにある六月(むつき)池には曰くがあった。20年前、その池で女子中学生の荻野優子さんが自殺をした。萩野優子さんは亡くなる直前、自身のブログに不可解な文章を投稿していた。


 きみなや いきなや しなずがや

 はしらせ はしらせ ひんのこや

 きびたて ゆうらぎ てんめんそう

 かくや さくなや しんめいせい

 とうけい はくなき あかんこう


 という文章がそれである。そのため、インターネットでは萩野優子さんの自殺にオカルト説を騒ぎ立てたりした。しかし、このような不可解な文章からは「なんかそういうやつ」程の情報しか得られない。ブログの過去の投稿を見てみても普通の女子中学生という感じである。


「んー……」


 誰にもわかっていない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ