92.海底
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
海を超スピードで泳ぐこと、数時間。
陽の光が届かない深い深い海の底へとやってきた。
「あのでけえ建物が、おまえんち?」
立派なお屋敷が海底に鎮座していた。
脳裏に竜宮城って単語が過ぎる。まさにそんな感じの建物だ。
「はいですぅ。てゆーかぁ、見えるんです? 光が届いてないのに」
「まあな。スキル、【無闇】のおかげだよ」
使用すると視力が強化され、暗視能力を手に入れるスキルだ。
「無闇って、そういう意味じゃないと思いますぅ。こじつけにも程がある気がするですぅ」
「黙れ魚類」
確かに無闇って暗視って意味じゃねえけど。
「スキルは、解釈次第なんだよ。このスキルで、こういうことができるって解釈すること。それが、スキル運用で一番大事なんだと思う」
【無】スキルに限った話だがな。
「逆に、魚類はどうして暗い中でも周りが見えるんだ?」
「人魚! 人魚ですぅ!」
「はいはい。で?」
「人魚の目は海中でも視野を確保できるんですぅ。そういう特別な目なんですぅ」
マリンの目は翡翠色にキラキラと輝いんでいる。
ぼんやりと魔力を帯びてるのがわかった。
多分魔眼なんだろうな。俺のやつと同じで。
「んじゃ、ま。さくっと中に入るか」
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