表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

91/301

91.煽り合う



 人魚マリンの故郷へと向かう俺。

【無酸素】のおかげで海中でも呼吸ができる。


 マリンは先頭を泳ぎ俺を目的地へと連れてってくれる。


「おそいですぅ~」


 アホ人魚は俺を見て、ぷぷ、と小馬鹿にしたように笑う。


「おそすぎますぅ」

「黙れ魚類。こっちは人間なんだよ」

「おそすぎますぅ~」


 腹立つわ……。こいつ、自分が助けてもらう立場なのに……よくもまあこんな態度取れるよな。

 このまま回れ右されたらどうしようとか考えないだろうか。考えないか。魚類だもんな。


 しかし確かにちんたら泳いでいたら日が暮れそうだ。

 俺は海底に立つ。そして、とんっ! と砂を蹴る。

 

 ギュウゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!


「ほぎゃー! はやいですう!? どうなってるですかぁ!?」


 俺は人魚を超える速度で海中を進んでいる。


「【無抵抗】を使ったんだよ」

「むてーこー!?」


「ああ。これを使うと、水の抵抗を無かったことにできるんだ」


 それゆえ、減速すること無く、海の中を高速移動できるのである。


「に、人間のくせにやるですぅう!」

「ほらほらどうしたお魚くん? 遅いんじゃないのかい?」

「きー!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ