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86.人魚助ける

86.


 クラーケンに捕まってる女を助けることにした。

 クラーケンはでけえイカの化け物だ。

 

 俺は銃弾をクラーケン目掛けて放つ。

 クラーケンは触手を振るって銃弾をはじこうとする。


 しかし呪物の効果が発動し、銃弾が触手をよけてクラーケンの眉間に突き刺さる。


「やったですぅ!」

「いや、まだだ」


 魔物の肉が分厚いためか、銃弾が当たらない。

 単なる弾丸じゃ火力が足りないみたいだ。

 

 かといってレールガンを使うと捕まってる女にもダメージが入ってしまう。


「攻撃がくるですぅ! 避けるですぅ!」


 クラーケンが触手で薙ぎ払ってくる。

 結構早い。が、俺の目には敵の攻撃が見えてる。


 しかしあえて俺は攻撃を避けない。

 バシン!


「うぎゃあ終わったぁ! あんだけ強者感だしておいてクラーケンごときにやられるなんてぇ! 期待はずれですぅ」

 

 ずずぅん!


「って、ええ?! クラーケン倒れたです!?」

「おいおまえ、失礼だな」


 無傷の俺を見て女が目を丸くしてる。


「何が起きたですぅ!」

「俺は攻撃きかねえんだよ」


【無傷】で物理攻撃を無効化して、呪いの毒で相手を麻痺させたのだ。


「はぇーすご! すごいですぅ! あなた強いですねぇ!」


 調子のいい女だな……

 俺はクラーケンに捕まってる女のとこへ行く。


 女は触手に巻かれて動けないようだ。

 妖刀で触手をぶったぎる。


「助かりましたぁ」

「おまえ……」


 女の足は人間のものじゃなかった。

 魚の鰭だった。


「おまえ人魚だったのか」

「はいですぅ」

「そうか。じゃあな。達者でな」


 もう脅威は去ったんだ。

 あとは勝手に帰るだろう。


「待って欲しいですぅ!」


 はしっ、と人魚が俺の手を握ってきやがる。


「あなた強いですぅ! その強さにめんじて、お願いしたいことがあるんですぅ!」

「断わ……」

「実は助けて欲しいことがあるんですぅ!」


 ああああああああ! くそが! くそくそくそ!

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