312.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
標的が復活したことに気づいたのか、宝石獣が再び低い唸り声を上げる。
次の瞬間、奴は強靭な後ろ脚で地面を蹴り、目にも留まらぬ速さで俺へと飛びかかってきた。
「危ないっ!」
エリンの悲鳴が響く中、宝石獣の鋭い爪が俺の胸元へと迫る。
だが、俺は避けることすらせず、その攻撃を真っ向から受け止めた。
ガキンッ!
甲高い金属音が鳴り響き、宝石獣の爪は俺の皮膚を傷つけることなく弾き返される。
当然だ。俺の【無】のスキルにより、敵からのダメージは全て無効化されているのだから。
「なっ……! 攻撃が、全く効いてない!?」
驚愕するエリンをよそに、俺は反撃へと転じた。
拳を固く握り締め、体勢を崩した宝石獣の顔面へと容赦なくストレートを叩き込む。
ドゴォォォンッ!
鈍い衝撃音と共に、俺の拳が宝石獣の硬い顔面を深々と打ち抜く。
「キャインッ!?」
俺の重い一撃をモロに食らい、宝石獣は情けない悲鳴を上げて後方へと吹き飛んでいく。
地面を何度も転がるその光景を見て、エリンはさらに大きく目を見開いた。
「嘘でしょ……!? あんな風に直接殴ったら、普通は即座に宝石化の呪いが伝染するはずなのに……!」
彼女の言う通り、奴の肉体には触れた者を宝石へと変える強力な呪いが常時展開されている。
だが、それすらも俺のスキルにかかれば、ただの無害な接触に過ぎない。
「あいつ……宝石獣にとって、天敵なんだわ……」
エリンが呆然と呟き、その場にへたり込んだ。
一方、先ほどまで泣きべそをかいていたぷちは、大興奮で短い腕を振り回している。
「兄貴すげーっ!」
無邪気に歓声を上げる相棒の声に背中を押され、俺は静かに歩みを進める。
体勢を立て直そうと必死にもがく宝石獣へと、再び冷酷な視線を向けるのだった。
【おしらせ】
※4/3
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