220.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
無一郎を無理矢理、追い返した。あいつ深夜ってこと忘れて騒いでいたからな。近所迷惑だろうが……ったく。
「さて、サイガ君」
……一難去ってまた一難だ。
目の前には仁王立ちの零美。
「あたしはまだ納得してないよ?」
「はいはい……」
俺は布団に横になる。
どうせ話しても通じないしな。無視がいい。
零美が俺の隣にやってきて、ころんと横になる。
「おい……」
「聞かないよ、君の事情は」
「…………」
「そのかわり、あたしと一晩一緒に寝てくれ」
……零美の声が震えていた。
多分、俺が無事帰ってくるか、心配だったんだろう。
「ふん、勝手にしろ」
別に俺は、こいつの言うことを聞いてやる義理はないし、してやるつもりもない。
ただまあ、あれだ。
この女の良い匂いは、俺の疲れを癒やしてくれる。女の匂いはエリスを思い出させてくれるからな。
だから、隣に置いてやる。
別に、こいつを不安にして、申し訳ない気持ちがあるから、こいつの言うことを聞いてやるんじゃないからな。
『誰に言い訳してるのだ?』
おまえにだよ、妖刀……。
「あたしは今後も深入りはしないよ。でも……出て行くなら、一言言っておくれ。心配になっちゃうじゃあないか……」
……。
そうかよ。
「そうだな。出かけるときは、一言言う」
「うん……そうすると、助かるよ」
【☆★おしらせ★☆】
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