166.あえて言うなら?
神坂さんの暴走を止めようとする。
「離して! せいぎをしっこーするんだぁ!」
ミサカさんがやる気満々すぎる!
俺は彼女を抱きしめる。
だが、ものすごいパワーで振りほどこうとする!
くそっ。こうなったら!
「【無量大数】……!」
相手の脳内に、数え切れないほどの情報を流し込むことで、相手を戦闘不能にする切り札……無量大数を使う。
すまん、ミサカさん。
こうでもしないと、あんた止まらなかったんだ。
大丈夫、戦闘が終わったら【無害】で元に戻すから……。
「離せえ! やらせてぇ!」
「えええええええええええええええええええええええええええ!?」
どうなってんの!?
この人、脳に直接、無限の情報を流し込んだんだぞ!?
どうして脳がパンクして、ショートしてないんだよ!!!!!!!!
「正義を執行……きゅー……」
どさり、とミサカさんが倒れる。
「あぶなかったですぅ……」
「マリン! そうか、眠りの歌を使ったんだな!」
「そうですぅ……てゆーか、この人なんなんですぅ?」
ほんと、なんなんだろうね……?
あえて言うなら、バケモノ……?
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