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ライオン仮面的展開(編集者びんびん物語)  作者: ドンブラーC (加速したい中年)
5/8

ひとりぼっちのカレー攻略

帰ってきました。

ふう。なんとかバレずに現代に帰って来れた。捕まったらめんどくさいからなぁ。罰金も高いし。


さてさて、ではこれから念願の読書ターイム! っと、丁度いいところに昔ながらの喫茶店があるじゃないですか。ここでお昼ご飯でも食べながら読書と洒落込もう。


カランコロン♪


ドアを開けるとベルが鳴る。もう平成もおわろうとしているのに昭和だな。奥からオーガじゃなくておばちゃんがやってきてお水とメニューを置いて行く。


う〜ん。じゃあカレーにするか。

「すいませーん。このカレーとサラダのセットをお願いします」

おばちゃんの接近を許さないように間髪入れず注文する。


手をあげるおばちゃん。オーダーは通ったようだ。これで料理が出てくるまではゆっくり読書できる。


まずは3巻から。


俺のラノベの読み方は、まず内カバーとカバー裏を確認する。念のためだ。ここにSSが隠れていたりするのだ。真っ白なカバー裏を確認した後は、じっくり表紙と裏表紙、巻頭のカラー絵を眺める。3巻は、副Bとスライムさんだな。あと尾行っ娘とビッチーズか。コミカライズでビッチリーダー以外のビッチのキャラが立ったからかな、想定の範囲内だ。スライムさんまでは行かないってセンセは書いてたけど、やっぱり迷宮を削っていれたのかな?


次は挿絵のチェックだ。脳内のWeb版と照らしあわせて照合。これはあのシーンかな?とか考えながらざっと見る。エロい絵があればじっくり眺める。当然だ。


そしてやっと本文へ。うんうん、やっぱり誤字センセの本はこうでないと。


「カレーとサラダお待たせしました」


おばちゃんがカレーを持ってきた。仕方ない。一時中断だ。本を汚すなんてもっての他だからなぁ。そこで本に挟もうと思って栞を見た。


「あー、これ茸ペナント型の栞じゃん」


なんてこった。まさか、こんなサプライズを用意してくるとは。やるなOVL。小さいけど、紙製だけど、まさしくペナント。読み終わったら部屋に飾れって事だな。


・・・いかんいかん。トリップしてしまった。先ずは目の前のカレーを攻略しよう。

この物語は「ふぃ、ふぃ、、、ふぇくしょん」です(ズルズル)


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