販促はY田氏の趣味de
ライオン仮面を知ってれば後の展開はわかるな。
押すなよ、押すなよ。
おっさんに連れられて俺が向かった先は、大人向け漫画コーナーの手前に作られた「ひとりぼっち」の特設コーナーだった。
さすがアニメ化が決まると平置きの特設スペースとかに置かれるんだなぁ。おっさんに一応お礼を言い(社会人ですから)、改めてコーナーをチェックする。
まず目に付いたのが委員長とアンジェリカさんの等身大ボード、、、よりもはるかに強い存在感を放つ水着姿の副Bとビッチリーダーの等身大ボード。これ絶対Y田氏の趣味だな。遥くんは端っこの方で子狸にガジガジされてるよ。あっ、これがスライムさんか。可愛くデザインされてるじゃん。
で肝心のコミックはっと、ああコレコレ。ちゃんと売ってんじゃん。これも3冊ゲットだな。購入特典SSはついてないけれど、発売直後じゃないみたいだから仕方ないか。
さて、改めてレジへ。
「お待たせしました。」
レジについてさっきとは別のおば、おねえさんに本と現金を渡す。チッ。
「ありがとうございました」
さて、買うもの買ったし現代に戻るか。
この物語はフィクションです。多分。