表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ライオン仮面的展開(編集者びんびん物語)  作者: ドンブラーC (加速したい中年)
2/8

ドンブラーの血は争えない

う〜ん。やっぱり「ひとりぼっち」のコミックは見当たらない。売り切れかもしれない。あとで店員さんに聞いてみよう。


まだ続巻の気になるコミックがあり後ろ髪を引かれるが目的を忘れたわけではない。改めてラノベコーナーへ。


OVLの新刊は。。。。おっ。見つけた。3巻、4巻と、5巻もあるやんけ。10巻は流石に無理だったか。でも、ちゃんと仕事したじゃん。あんなに丸投げ丸投げ言ってたのに見直したよ。


どれどれ、、、、、えっ?


ええっ!


ええーーーーーーっ!!!!


手に取った最新刊の帯には大きく書かれた「アニメ化決定!」の文字。


「な、なんやてー」


どこかのパン漫画のモブのような台詞を叫んでしまった。周りから白い目でで見られているような。。。


「ちょ、俺は悪くないんだよ」


想像だにしない事態にどうしたらよいものかわからずそれ以上の言葉が出ない。そうだ!こういうときの台詞は決まっていた。


「姉さん、事件です」


いや、俺、姉いないし。。。。

それにしてもガルムの編集は優秀だって言ってたからなぁ。ムチャシヤガッテ。。。


放心状態のまま布教用と保管用を併せて3冊ずつ手にとりレジに並ぶ。


「先頭の方どうぞ〜」


呼ばれたのでレジに向かう。おっ!

結構綺麗なお姉さん、当たりだ、いやっふう。


「スミマセン、これのコミカライズの単行本ってないですかね?」


「少々お待ちください」


レジを離れてお姉さんが行ってしまう。こんなことなら先に精算を済ましてしまえばよかった。


お姉さんがおっさんを呼んできた。おっさん要らんのに。


「お待たせして申し訳ありません。こちらへどうぞ。。。。」


おっさんに連れられてコミックコーナーに逆戻りだ。おっさんに軽く殺意が芽生えるがガマンガマン。美人の奥さんと娘でもいるなら話は別だが、今はコミックの入手が優先だ。


と、あれ?コミックコーナー通り過ぎたよ?


この物語はフィクションです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ