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異世界に転職しました  作者: Aries
第5章
93/202

とある街にて

 




 馬車に揺られて2日


 西の街の南


 囁きの樹海の北辺りか?


 ここら辺の山はほとんど鉱山で、色々な宝石や金属が取れるらしいけど、ワイバーンやアースドラゴンなどの強い魔物が多いからあまり奥まで行けないんだと


 エルフの残党狩りも飽きたところだったからちょうど良かった


 俺と隼人は他のヤツらとは別行動中


 ゆいピーのスキルアップの勉強が粗方終わるまで暇してたんだ


 そしたらポーのオッサンが山岳地帯でのドラゴン狩りを進めてきたから足を運ぶことにした


 他の奴らは一緒にお勉強だとさっ


 俺様は今更スキルの勉強なんてしなくても良いんだよ


 愚民とはデキが違うんでw


 アイリンも一緒がよかったんだけど、最近アイリンはジュリアと仲が良いらしく一緒にいることが多い


 こっちで友達ができたのが嬉しいんだろう


 アイリンは日に日に可愛くなっていくから、変な虫がつかないか心配だ


 まぁ聖国は女が多いし、自由行動も大目に見ることにしよう


 心が狭い男は良くないってサッカー部のマネジも言ってたしな


 ポーのオッサンはここで取れるナントカっつー石が欲しいらしい


 ついでにドラゴンを討伐できたら高値で買い取ってくれるってさ


 それで、ドラゴンの肉を食べさせてくれるらしい


 魔物は強い方が美味いんだと


 楽しみだな!



「にしてもパッとしねーとこだな!」


「しゃーないよ、所詮は辺鄙な街だし。ここの冒険者は山岳地帯で獲物を狩って暮らしてるらしいよ。」


「へ〜。ファンタジー感満載だな!」


 冒険者か!


 本当にあるんだな!


 ちょっとテンション上がるな!


「本当にな!まぁ今更登録してランク上のやつに色々言われるの面倒だから、登録はスルーだな。」


 あー


 なるほど


 あんまり乗り気じゃないと思ったらそう言うことか


 隼人の言うことも最もだ


「まーなぁ〜。」


「暇な時冷やかしに行くくらいならいいけど、テンプレ通りむさいオッサンに絡まれたりするのヤダ〜。」


 適当に相槌をうってたけど、確かにそうだ


 俺らなら返り討ちにできるけど、なんのメリットもないな


 こんな寂れた街に可愛い子もいなさそうだし


 さっさと予定をこなしてポーのオッサンに見繕ってもらった方が良いだろう


「たしかにたしかに。ほいじゃサクッと街の代表とやらに挨拶してくるか。」


「オケ!その後街を見に行こうな。いい武器があるかもしれないし。」


「おう!俺はアイリンにお土産買いたい!」


 あーだこーだ2人で話して代表とやらの家に向かった



 街の代表は面倒くせーから名前覚えてねぇが、いけすかねー野郎で、勇者である俺様への対応がなってない


 部屋はイマイチだし、メイドはババアだし


 隼人は王国の俺達の部屋と寂れた街の代表の客間じゃ比べるのも可愛そう、とか言ってたな


 あいつは相変わらず優しいヤツだ


 だから部屋に関しては俺も妥協しよう


 でも、1番ムカついたのは、俺たちに隠し事してたこと


 代表(あいつ)まあまあ美人な奥さんと、娘が2人に息子が1人


 娘がいるなら黙って差し出せば良いものを、隠してコソコソしてやがって


 大して可愛くも美人でもない娘が、なんだって言うんだ?


 平民のくせに


 もちろんちゃんと美味しく頂いてやったぞ?


 泣いて喜んでたぜ?


 長女は初めてだったみたいで最初は痛がってたけど、何度も教えてやったらちゃんと腰振れるようになったし


 手解きしてやるとか優しいだろ?


 まぁ覚えが悪かったせいで出発が遅れたけど、その分は代表野郎に経費を負担させてやった


 勇者様の支払いをさせてやってんだ、ありがたく払えば良いんじゃないの?


 自分の娘のせいだしなw


 隼人のヤツは何と奥さんを食ってた!


 人妻!


 33歳とかババアじゃん!


 次女の方は10歳って言ってて流石にロリ過ぎて俺らも手が出なかった


 本当、マジでアイツの趣味わかんねー


 旦那の前でとか鬼畜すぎだろww


 あー俺も長女のフィアンセの男の前でとか考えときゃよかったな


 俺に決闘を挑んで、瞬殺された男


 俺が長女の『初めて』を奪ったって言って突っかかってきやがった


 一応は手加減したんだぜ?


 でもまさか剣ごと袈裟斬りになると思わねーじゃん?


 超弱すぎて笑える


 勇者の俺様に勝てるわけないんだけどな!


 ってかそんなに俺に取られるのが嫌ならとっとと犯っときゃ良かったのに!!


 ざまぁ!


 ギャハハ!!






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