表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に転職しました  作者: Aries
第1章
3/202

練習してみた

 





 龍の成長はとても遅い


 人の子の5倍くらいはかかる


 まぁ寿命から考えてもそのくらいはしょうがないのだろう


 黒龍曰く、体内の魔力の安定化のため最初の2、3カ月は寝てるとのこと


 その間は私がしっかり守らないと


 考えても見て欲しい


 子龍が寝てる間に自分の力を確認しておこう


 ステータスを確認してみた


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 種族*人族32% 神族68%


 固有スキル*異世界黙示録クレアバイブル純白の救済(たすけておねえちゃん)乙女の箱庭(サンクチュアリィ)


 魔法*森羅万象


 ジョブ*世界の管理者、女神代行、ベビーシッター


 称号*女神の妹


 加護*女神オルキディアの加護、古龍の祝福


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 神?ぱーせんと??


 ベビーシッター!?


 違うもん!!


 義理の母だもん!


 クレアさん、クレア○ばさんって呼びますよ


 むむむ


 絶対そのうち変えてやる!


 ってゆーかクレアさんって私のスキルなんだ


 …女神様の姉押しがぱなぃ


 でも、助けてお姉ちゃんって…


 このスキルはなんか水色の猫型ロボットを呼ぶときの眼鏡の少年のようでヤです


 お姉様とお呼びすることにします


 お姉様とクレアさんを通してメッセージのやりとりができるのもスキルのおかげなのね


 後は乙女の箱庭(サンクチュアリィ)


 箱庭は私が指定した場所、又は管理している土地の中でのみ、好きな植物を創り出したり、成長の促進、退化させたり、品種改良できる


 世界の管理者である私が管理している土地とはこの世界の全てということかしら?


 それとも実質的に管理してあるとされる家の庭のことかな


 漫画や小説は読んだことあるけど、ステータスはよくわからないなぁゲームは詳しくないし


 まぁとりあえず、使ってみよう


 クレア先生のご指導で魔法をお勉強


 森羅万象…この世の全て?


 全ての魔法が使えるということなの?


 ちーとすぎる


 ステイタスが無制限なので気にせずできてとてもよい


 まずは結界


 お仕事にも必要だし、攻撃はあまりイメージ湧かないからとりあえず防御重視でやってみよう


 大きさを色々変化させたり、強度を変えてみたり、空間を操作する魔法を付与したり


 なかなか楽しい


 最初はイメージが難しかったけど、だんだんと違和感なく展開できるようになった


 並行して空間魔法を練習


 これは割とすぐできたので応用で、空間の中の時間を止めてみたり、ゆっくり動かしてみたり、温度を上げ下げしてみたり


 家からすぐの花々が咲き乱れる小高い丘で毎日、毎日、同じことを繰り返した


 午前中は子龍の様子をみたり、洗濯したり、庭いじりしたりして、午後からは採取や実験、練習、たまにお仕事、夜は世界情勢などのお勉強


 練習を始めて1ヶ月経たないうちに、納得の形になったので、今日は午後から黒龍のところへ結界をかけ直しに行った


 見様見真似で作った結界だったので、一旦壊して、新たに構築し直す


 技術的にはまだ経たないかもしれないが、定期的にメンテナンスしよう


 結界と、空間魔法の次は転移魔法を練習に取り掛かった


 やり方はもちろんわかってるけど、いきなり自分はちょっと怖い


 実験もちょっと抵抗があるが仕方あるまい


 花々の間を飛んでる蝶々を飛ばさせていただく


 赤い花から黄色の花までをつなぐ


 無事成功


 もう少し大きな生き物で試したいけど、捕まえるのもやだしなぁ〜


 未知なものに対する恐怖心を捨てないと進まないのでよく見るタイプの転移ゲートにしてみた


 ドコ○モドア〜


 ドアを開けたら向こう側が見えるのでちょっと安心


 丘の端から端まで


 ここから、家まで


 家から、黒龍のところまで


 黒龍のとこから丘まで


 わかる範囲はいけるね!


 後は見えないところなんだけど、どこに行きたいかをちゃんと確認して、座標を確定する必要があるらしい


 千里眼を使えばいいんんだけど、まだうまく調節が効かない


 感知とかもそうなんだけど、情報量が多すぎて処理が追いつかないので、ちょっとづつ熟練度を上げていこう


 魔法の練習の副産物としてサイコキネシスでものを自由に動かせるようになってた


 サイコキネシスは魔法でものを持ち上げたりできる


 なるほど


 重力に干渉するのか


 同じ要領で、結界で固定して浮かせたり、付与魔法で浮力を付与してみたり、風を纏わせてみたり


 無機物だと付与魔法もありだな


 風を纏わせるのは空気抵抗が少ないけど周りの音が聞き取りづらくなる


 空を飛んだりするときは、全てを風魔法だけで操作するのではなく、重力に干渉し浮力を風で動力を補った方が安定して動けるな


 フォルムがアメコミヒーローみたいになるけどw


 子龍と空の散歩をしたいからこれも要練習ね!


 練習というより確認作業に近いけど、2ヶ月くらいはそんな感じで励んでました


 そう!子龍が生まれてもうすぐ3ヶ月たつのに子龍はまだ起きない


 心配になったのでお姉様にも相談してみた


 気にせず待てば大丈夫って言われたけど不安なのでクレアさんで健康診断してみる


 安定率を出してくれた


 ふむ73%か


 遅くない?大丈夫?


 心配だけど、見守るしかない


 早く目覚めてね、でも焦らなくて良いよ


 ゆっくり大きくなってね


 毎朝の日課の空気の聖浄化と結界を施し子龍を撫でる


 さぁ今日は何をしようかな


 小高い丘の先、湖が見える花畑に石畳とベンチを作ろう


 天気の良い日はピクニックできる


 太めの木を風をノコギリのように回転させながら伐採し、加工


 最初はオガクズが飛び散って大変な目にあった


 表面を軽く炙って年輪を際立たせ、風魔法で細かい砂を纏わせふき取るようにサンディングしていくと、年輪が際立ち、手触りも良くなる


 上辺が短めの台形を5つ作り、斜面に凹凸をつけ、組み木でつなげいき、真ん中の穴に五角錐の足を取り付け、飛び出した部分をカット


 イスは余った木材をカットして切り株風にした1人掛け2つと長い板状の木の2人掛け


 仕上げに風化防止の魔法を施し


 完成〜


 花々の間のスペースに、大きな岩をスライスして作ったタイルを敷き詰め石畳に


 その上にテーブルと椅子を置く


 座るとちょうど湖の先に神殿がみえて景観も素晴らしい!


 桜とか植えてお花見したいな! 


 いい感じです





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ