表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

さくらん(する)ぼ(く)


 うん。

なりたいと思った。思ったよ。


 でもね、人にも予想の範囲外の事ってあると思うんだ。

これでも結構錯乱しているんだよ?


 僕は周囲を見回している。

周囲には、たくさんの飛行機。ちっちゃな飛行機。


 残念だけど、鳥じゃないみたい。

徳島県の『明日の夢のランド』で、鳥目線の双眼鏡を見たけど、

今はそんな不思議な感じじゃない。


 じゃあ、なんなんだろう。

あ、でも、バードストライクをしに来た迷える鳥じゃなくてよかった。


 でも、本当にここはどこなんだろう?

うーん……よし、寝よう。

―――

  熱くて無理だった。

そう、暑いんじゃないんだよね。なんでだろう?

 って、うわっ!人がちっちゃい!

いや、当たり前じゃん。一応、高いところに来ているし……?


 ん?高いところ?

そういや、下を見ていなかったような?


 うん、鳥(無機物)でした。

僕は鳥(有機物)になりたかったんだよ。


 ワシやタカになって、上昇気流などで飛んだり、

断崖絶壁に巣作るカモメとかをわしづかみにして、食したり……。


 あ、でも虫をたべるよりかは、よかったのかな?

でも、石油はそういうたぐいのものじゃ?


 あぁ、うどんでできたエタノールが良かった……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ