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愛しいあなたと  作者: 飴とチョコレート
第二章 高校生編
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音楽の話

今日の配信はゆるっと夜の雑談枠。

画面にはのんびりした二人の姿。コメント欄も落ち着いた空気。


 


「最近どうなん? 朝倉、なんかハマってるものある?」


「ジャズクラブ」


「……急に大人じゃん」


 


コメント欄

【渋っ】【オトナの男】【朝倉さんジャズ似合いそう】【行ってるって言い方じゃなく“通ってる”って雰囲気ある】


 


「静かなところで、生演奏聴きながら飲むのが好きなんだ。ノンアルコールのカクテル一杯だけにして、じっと聴いてる」


「うわ、雰囲気あるな……てか、俺も行っていいの? なんか場違いになりそうで」


「今度連れて行く。初めてならちゃんとマナーも教える」


「うわぁ……じゃあ行くか……緊張するけど興味はある」


 


コメント欄

【デートやん】【エスコートされる樹くん】【マナー教えるのがもう紳士】


 


で、少し間を置いてから朝倉がぽつり。


「ダンスも好きだから、クラブとかも行きたい」


「振り幅ーー!!」


「なにが?」


「いや、ジャズクラブと普通のクラブ!? 音の住んでる街違うよ!? 文化違うよ!?」


「どっちも音楽だろ。リズムと音に身を預けるって意味じゃ、同じだよ」


 


コメント欄

【それはそう】【理屈は通ってるけど納得しきれん】【ダンス踊る朝倉さん見たい】【でもウイスキー飲んでた人がレーザー光線の中に……】


 


「……お前、スーツでクラブ来そうだな」


「フォーマルとストリートのミックスも好きだよ。シャツ開けて、チェーン下げて踊ってる人も普通にかっこいい」


「やばい、想像できるのが怖い……あと絶対目立つ……」


「目立たなくていいよ。音に集中するから。踊ってる人間は周囲の視線なんて気にしない」


 


コメント欄

【説得力】【どっちも極めてそう】【ジャズとクラブどっちも着こなすモデル】【樹くん引率されがち】


 


「……じゃあ、クラブもそのうち行くってことでいい?」


「樹が嫌じゃなければ。耳栓も持ってくし、慣れてなかったら座っててくれていい。俺だけ踊る」


「いや、行くけどさ……俺、音楽詳しくないんだけど、楽しめるかな」


「関係ないよ。“音が好き”って気持ちだけで十分」


 


コメント欄

【プロの返し】【朝倉さんの価値観、すこ】【音を楽しむ=音楽】【音に真剣な人ってかっこいいな】


 


「じゃあ……ジャズクラブ→クラブの流れで、ちょっとずつ慣らしていく?」


「よし、決まりだな。まずはスーツ着て、グラス傾けながらベースの音に沈んでみよう」


「なんで言い方がいちいちかっこいいんだよ!」


 


コメント欄

【樹くんがんばれ】【朝倉に振り回される日々】【そのうちDJ始めそう】【2人の音楽探訪記ください】

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